三宅眞理子様からご寄附をいただきました

2022年10月12日

秋田公立美術工芸短期大学の卒業生であり、学生支援施設「秋田あらや小町」(秋田市新屋大川町21-20)代表を務め、平成25年度から毎年、卒業研究の優秀者に「きらり早瀬眞理子奨励賞」を送ってくださる三宅眞理子様から、令和5年度に開学10周年を迎える本学のさらなる発展のためにと、秋田市に対して500万円のご寄附が寄せられました。

10月11日(火)に、秋田市役所において寄附受納式が執り行われ、霜鳥学長立ち会いの下、三宅様から穂積市長へ目録の贈呈が行われ、市長からは感謝状が贈呈されました。

今回のご寄附に当たり、三宅様から次のとおり、メッセージをいただいております。

学生支援のきっかけは東日本大震災で、精神的にも経済的にも疲弊した学生を救援するために始めたものです。
当時は「かけこみ寺」的存在で悩める学生が多く訪ねて来ることがありました。
そのような学生たちも困難や辛さを乗り越えて、それぞれの地域で自分が思い描く芸術を核として波紋を拡げることを実践しています。
芸術には形がありません。問いかけて、常に変化していくものです。そんな自分の想像に創造を重ね探求している学生を応援し熟成発酵させる機関であってほしい我が美大のために寄附をするものです。どうか学生のためにご活用をよろしくお願いいたします。