令和4年度の新型コロナウイルス感染症への対応について(4/1更新)

2022年4月1日

 政府は先月21日、東京や大阪など18都道府県で適用していた「まん延防止等重点措置」を全面解除しました。
しかしながら、依然として病床使用率が50%を超えている地域もあり、人の動きが活発化する時期でもあることから、引き続き最大限の警戒を呼び掛けています。
県内においても新規感染者数は一時的に若干減少したものの、3月に入り過去最多を記録するなど、高止まりの状態となっており、感染警戒レベルは「3」を維持しています。
これらを踏まえ、本学における対応方針を一部見直しましたので通知します。
各自、通知に沿って適切に対応するとともに、今後も引き続き基本的な感染防止対策の徹底に取り組むようお願いします。


1 授業等について

・4月13日からの授業は、一部ZOOMによる遠隔授業を継続しつつ、適切な感染防止対策が可能なものは、学内の講義室等で対面授業を実施していくこととします。
・遠隔授業については、ZOOMのID・パスワードや資料の入手方法について担当教員から連絡しますので、指示に従ってください。
・遠隔授業は原則として自宅で受講してください。移動時間の関係で自宅で受講できない場合は、学内にパソコンやタブレットを持参するか図書館等に配備したパソコンで受講してください。
・学内で受講する際は、登校前に必ず体温測定を行い、発熱等の風邪症状や息苦しさ、味覚・嗅覚の異常などを感じる場合は登校せず、自宅で休養して外出を控えてください。
・学内では、手洗い又は手指消毒の励行やマスクの着用(不織布マスクが望ましい)、3密の回避など、各自でしっかり感染防止対策に努めてください。

2 制作活動等について

(1) 学内での制作活動およびサークル活動について
・授業時間外における学内での制作活動時間およびサークル活動については、「学内での制作活動等における活動基準」(別紙1、別紙2)のとおりです。
(2) イベントや集会等について
・「イベント・行事等の開催基準」(別紙3)のとおり開催可としています。
・学外で実施されるイベントや行事、会合や集会等に参加する場合については、主催者側により適切な感染防止対策が講じられるものであることを確認の上、参加を判断してください。
(3) 県外での就職活動について
・県外での就職活動に関して、移動の制限はありません。
・ただし、事前に学生課へ届出(別紙様式)するとともに、抗原検査キットを受け取ってください。移動中や滞在先でも基本的な感染防止対策の徹底や3 密の回避など、感染リスクを最小限に抑える行動に心がけてください。
・県外滞在中や秋田に戻った後、体調に異変を感じた場合は登校せず、学生課へ連絡のうえ自宅で休養してください。
・秋田に戻ったら、すみやかに抗原検査キットによる検査を実施してください (項目5を参照)。
・秋田に戻った後、2週間程度は丁寧に健康観察(自宅待機は不要)を行ってください。また、移動開始日から2週間程度、可能な限り詳細な行動記録表を作成してください。(必要に応じて提出を求めます。)

3 日常的な感染防止対策やアルバイトについて

(1) 学生や教職員から感染者が発生すると、場合によっては大学全体が数週間程度の休業となる可能性もあります。自らが感染しないため、また、感染を拡大させないためにも、学内外を問わずあらゆる場面で、感染のリスクを最小限に抑えることを強く意識した行動を心掛けてください。
(2) 外出の際はマスク(不織布マスクが望ましい)を着用するほか、基本的な感染防止対策(手洗いや手指消毒、咳エチケット、適切な換気など)や体調管理の徹底、集団による感染リスクを高める3密・人混みなど、感染しやすい環境の回避等を普段の生活に取り入れ、適切に行動してください。
(3) 飲食を伴う集まりは、「長時間を避け」、「マスク会食」を行うとともに、「参加人数に応じた席の配置」や「十分な換気」を徹底してください。また、不特定多数による飲酒を伴う会食は参加を控えてください。
(4) 発熱等の風邪症状や息苦しさ、味覚・嗅覚の異常などを感じるときは、外出せず自宅で休養し、まずはかかりつけ医に電話相談してください。かかりつけ医を持たないかたや、相談先に迷った際は「あきた新型コロナ受診相談センター」に相談し、診療・検査医療機関を案内してもらってください。
なお、次の場合は大学に登校せず、その状況や最近の行動歴、健康状態など について、速やかに学生課まで電話で報告してください。

① 発熱等で新型コロナウイルス感染症感染の心配があり、かかりつけ医や 「あきた新型コロナ受診相談センター」に相談を行った場合
② 受診相談センターからの指示等により検査を受けたり医療機関を受診した場合
③ 自身の新型コロナウイルス感染が判明した場合
④ 保健所から濃厚接触者に特定された場合
⑤ 家族等の同居者が濃厚接触者と認定された場合
⑥ 同居者等の濃厚接触者に新型コロナウイルスの感染が判明した場合

(5) 海外への渡航については、外務省による危険情報等を踏まえ、引き続き自粛してください。
(6) アルバイトについては、感染防止対策の観点から、密閉・密集・密接の3条件が重なるものへの従事はなるべく避けてください。
(7) 若者は感染しても症状が出ない場合があることから、集団での活動をなるべく控えるようにしてください。
(8) 宿泊や飲食を伴う合宿等は控えてください。

4 県外との往来について

県外との往来は、訪問先の感染状況を踏まえて判断してください。特に、感染が拡大している地域との往来は慎重に判断してください。
また、県外へ移動する場合は、事前に学生課へ届出(別紙様式)するとともに、不織布マスクの正しい着用、手洗いなどの基本的な感染防止対策を徹底した上で、感染に十分注意してください。なお、発熱等の症状がある場合は、往来を控えてください。

① 秋田に戻った後、2週間程度は丁寧に健康観察(自宅待機は不要)を行い、周囲の方との接触には十分留意するようお願いします。また、移動開始日から2週間程度、可能な限り詳細な行動記録表を作成してください。(必要に応じて提出を求めます。)
② 県外滞在中や秋田に戻った後、体調に異変を感じた場合は登校せず、学生課へ連絡のうえ自宅で休養してください。
③ 就職活動や教育実習等のため県外移動した学生は、出発前に配付した抗   原検査キットによる検査を実施してください(詳細は項目5)。
④ 県外からの御家族(御親戚)・知人等の訪問については、出発地の感染状況を踏まえて慎重に判断するとともに、事前にワクチン接種又はPCR検査を行うことを検討いただけるようお伝えください。

5 抗原検査キットの配付について

就職活動や教育実習等でやむを得ず県外に移動を要する学生に抗原検査キットを配付します。対象者は検査を実施してください。
(1) 対象者
就職活動や教育実習、博物館実習、インターンシップにより県外に移動を要する学生(当分の間は、県外移動届書を提出した学生すべてを対象とします。)
(2) 検査方法
あらかじめ出発前に検査キットを配付し、帰秋後ただちに自己検査を実施してもらいます。
※ 自己検査とは、検査キットを用いて鼻咽頭や鼻腔から綿棒で検体を採取し、判定する簡易的な検査であり、オミクロン株にも対応しています。
(3) 配付方法
県外移動届出書等を提出の際に、学生課の窓口で配付します。
(4) 検査結果
検査の結果を学生課に電話連絡するとともに、陽性だった場合は、すみやかに「あきた新型コロナ受診相談センター(24時間受付☎ 018-866-7050)」に連絡し、診療・検査医療機関を案内してもらってください。

6 学内で新型コロナウイルス感染者が出た場合の影響について

感染者本人の調査、出校停止等、治療などはもちろんのこと、次のような影響を及ぼしますので、安易な判断による行動は厳に慎むようお願いします。
(1) 濃厚接触者の出校停止等(濃厚接触者の家族へも影響)
(2) 3日間程度の臨時閉校と使用施設の消毒作業の実施

7 情報の伝達について

本件を含め、今後、必要な情報については、ポータル、ホームページ又は電話により伝達します。ポータルやホームページは、毎日、午前と午後の2回は必ず確認してください。

8 その他

感染者や濃厚接触者及びその家族、医療関係者等に対する嫌がらせやSNSでの誹謗中傷は人権侵害に当たるほか、不安や恐怖心から受診や相談、疫学的調査への協力をちゅうちょさせ、感染拡大のリスクを高めることにもつながりますので、絶対に行わないようお願いします。

【担当】        
学生課 直通 018-888-8105