みんなで作る・ショウキサマ&ヤマハゲ復活プロジェクト
秋田県は、ナマハゲに代表される「来訪神行事」や、ショウキサマ・カシマサマといった「人形立て行事(人形道祖神)」が全国一の数を誇る、民俗行事の宝庫です。しかし、これらの行事に欠かせないケラ編みや俵編みなどの伝統的な藁細工技術は、現在担い手不足が深刻化しています。集落の皆さんと一緒に人形道祖神や来訪神の面を制作し、地域文化の継承に取り組んでみましょう。

①秋田公立美術大学に展示されているショウキサマの衣替え
現在、美大の本棟入口正面に展示されている「末野のショウキサマ」(高さ約4メートル)。秋田県を代表する人形道祖神の一つです。横手市末野集落の皆さんの指導を受けながら、新しく作り替えます。

②妙法のヤマハゲ面とケラの制作
秋田市雄和の妙法地区では、「ヤマハゲ」という来訪神行事が毎年1月中旬に行われていました。わらで作られた面が特徴でしたが、残念ながら現在は途絶えています。来年1月の復活を目指し、ヤマハゲの面とケラ(蓑)の制作を実施します。


概要
2025年
11月22日(土)午前10時~午後3時
11月23日(日)午前10時~
講師:横手市末野集落の皆さん、松橋敬子さん(藁の会)
参加者:大学生、教員、学外の有志(見学だけも可)
主催:秋田公立美術大学、秋田人形道祖神プロジェクト
協力:秋田銀行

イベント詳細
1. 22日は午前10時に本棟前にあるショウキサマの場所に集合していただきます。各パーツ作りは屋外と屋内(場所は当日お知らせします)に分かれて制作します。制作に参加される方は作業用手袋を持参してください。防寒対策もお願いします。
2. 22日はパーツ作りや組み立て、23日の午前中に完成させる予定です。
3. 教育プログラムの一貫であることから制作チームは秋田公立美大の学生を優先させていただきます。


参加要項
1. 参加ご希望の方はGoogleフォームからエントリー、またはメール(komatsucraft@gmail.com)にてお申し込みください。メールでお申し込みの方は人数、希望日(22日、23日)、制作or見学のどちらかを明記してください。
2. 定員を超えた場合はお断りさせていただく場合もありますのでご了承ください。
3. クマ出没や悪天候などでやむを得ず中止する場合は、メールで中止の連絡をいたします。

参加フォーム
学生版 https://forms.gle/DsGoY3TCaJH8G3EH6
一般版 https://forms.gle/icy4Hyw1vCteYNs16
イベントの情報は秋田人形道祖神プロジェクトのSNS,ホームページにて随時UPいたします。