11月26日、博士課程・吉田宗一郎さんが石垣島「辻の家」にてトークイベントをおこないます。
博士課程・吉田宗一郎さんが石垣島「辻の家」にてトークイベント「異界から来る精霊たち――来訪神行事と地域文化――」をおこないます。
以下、概要です。
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石垣島「辻の家」にて、秋田公立美術大学の複合芸術会議の一環としてトークイベントを開催します!
|時間|
11/26(水)19:00-20:30
|講師|
石倉敏明 先生(芸術人類学者/秋田公立美術大学 准教授)
|会場|
辻の家(平得141番地)
Photo by @kei_ishigaki_okinawa
ゲストに、芸術人類学者・神話学者である 石倉敏明 先生をお招きし、石垣ではアカマタ・クロマタ、マユンガナシ、アンガマ、ミルクなど様々な形で各集落に存在している来訪神行事の深淵を覗く一夜をお届けします!
これらの行事は自分の出身地でもある男鹿半島のなまはげにも繋がる来訪神行事としてひとくくりにされてしまいがちですが、全国各地で行事の意義や形態が少しずつ異なり、様々な研究によって先祖崇拝・マレビト・異人などと言った定義をされてきました。
一方、実はクリスマスにやってくるあの人や森に住む精霊たちに見い出され、東ヨーロッパやメラネシア諸島などでも広く行われていることはご存知だったでしょうか。
石垣は集落ごとの行事に公民館がちゃんと関わることで、後世に継承され、大切に執り行われている「芸能の島」としての骨格が残る傑出した場所です。
この行事が集落にとってどのように重要か・意味があるのかと言ったことはまさに釈迦に説法になってしまいますが、これらの行事がどのような文化に見出され、世界中でひとつの生態系の奥行きを作ってきたか。一度その輪郭に触れてみると、行事の面白さが十二分に分かってもらえる機会にできないか、と今回このような企画を計画しました。
辻の家の広さを考慮して、定員は20名ほどとさせていただきますが、たくさんのご応募いただいた場合、床をこじ開けてスペースご用意致します。
トーク終了後はもう少しお話ししたい方用に簡単な懇親会もご用意しております。
みなさまのご参加ぜひぜひお待ちしております!
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チラシ
