バックアップ


作業中のデータは記憶装置に保存されていないので、トラブルのあったときにデー
タを失ってしまう場合がある。
記憶装置に保存されているファイルでも壊れる危険が常にある。そこでデータのバ
ックアップが必要になる。重要度によって安全対策の度合いも変わってくる。
アプリケーションによって、作業中にバックアップを自動的に取るように設定でき
るものがある。
一太郎の場合は、[ツール|オプション|オプション]の「ファイル補助」タブの「自
動バックアップ」で設定できる。
Wordの場合は、[ツール|オプション]の保存タブで設定できる。
自動的に保存できない場合は、作業中に[ファイル|上書き保存]かショートカッ
トキー(Ctrl+A)で上書き保存をこまめにする。
また、保存してあるファイルを編集して同じファイル名で保存すると、古いファイ
ルを違う拡張子にして、バックアップファイルを残すアプリケーションがある。
一太郎の場合は、[ツール|オプション|オプション]の「ファイル補助」タブ「保
存時の処理」で「保存時バックアップ」にチェックを入れる。(既定値_最初から設
定してある。)
Wordの場合は、[ツール|オプション]の保存タブで「バックアップファイルを
作成する」にチェックを入れる。
Excelでは、[ファイル|ファイル名を付けて保存する]で、「オプション」ボ
タンをクリック、「バックアップファイルを作成する」にチェックを入れる。
バックファイルが出来たり、作業中バックアップしたりするのが、煩わしいと感じ
たら、逆にこれらのチェックを外せばよい。
アプリケーション毎にバックアップするのではなく、Microsoft Buckup で一括して
バックアップすることもできる。もし[スタート|プログラム|アクセサリ|シス
テムツール]に「バックアップ」がない場合は、追加インストールする。
このMicrosoft Buckup はフロッピーディスクでも出来ることになっているが、「デ
ータ量の多い場合は他のメディアの使用をお勧めする」とマイクロソフトの「ファ
ーストステップガイド」に記載されてある。
バックアップは確実に実行できる方法を選び、復元する方法も習得しておくことが
必要。トラブルが生じてからでは遅すぎる

もどる