旅する地域考 2019夏編 未知の日常から、新たな問いと発見を生み出す。

旅する地域考 2020冬編 未知の日常から、新たな問いと発見を生み出す。

旅に同行するメンバーの紹介

◎海外メンター

  • 原 万希子

    原 万希子 Makiko Haraインディペンデント・キューレーター
    秋田公立美術大学国際交流センター
    ディレクション・アドバイザー

    東京生まれ、カナダのバンクーバー在住。2007年にバンクーバーの国際現代アジアアートセンター、Centre Aのチーフキュレーター就任を機にカナダに移住、2013年に独立。多民族主義の移民大国で先住民政策も世界先端のカナダと日本の二つの文化の狭間に生きる移民としての立ち位置から、様々なアートのプロジェクトを立ち上げ文化を超えて現在の社会環境問題を共有し話し合えるできる場作りを推進している。近年手がけたプロジェクトには、シンディー望月個展「Rock Paper Scissors/石紙鋏」(日系博物館、バーナビー市、カナダ2017、米子市立美術館、鳥取県、2018)などがある。

  • シャルミラ・サマント

    シャルミラ・サマントSharmila Samantアーティスト

    1967年インド・ムンバイ生まれ。ムンバイ在住。サー・ J. J. スクール・オブ・アート(ムンバイ)卒業後、L.S.Raheja建築大学でインテリア・デザイン及び装飾の資格を取得。「ボンベイの美術50年」展(1987、ムンバイ)、「オープン・サーキット」(2000ダーバン、南アフリカ)、「センチュリー・シティ」(2001 テート・モダン、英国)など国際展参加多数。インドにおける伝統と現代性、急速なグローバリゼーションの間の均衡を、写真、インスタレーション、ビデオなど多様なメディアで表現している。

  • ポール・アグスタ

    ポール・アグスタPaul Agusta映画監督、俳優

    1980年インドネシア、ジャカルタ生まれ。インドネシア人の詩人とアメリカ人ジャーナリスト/アーティストを父母に持つ。学生時代にアメリカで映画製作を学んだ後、インドネシアに帰国。映画批評(2007年まで)、実験映画や長編映画の監督、脚本、俳優、芸術教育など映画に関連するキャリアを幅広くこなしている。『回転木馬は止まらない』ほか、彼が手がけた作品はロッテルダム、バンクーバーなど数々の国際映画祭で上映されている。現在は演技ワークショップを指導する傍ら、6本目となる長編映画を製作している。

  • リリ・リザ

    リリ・リザ Riri Riza映画監督

    ※メンターの都合により、参加がキャンセルになりました。

◎国内メンター

  • 岡 啓輔

    岡 啓輔Keisuke Oka建築家、ダンサー

    1965年九州柳川生まれ、船小屋温泉育ち。1986年有明高専建築学科卒業。会社員、鳶職、鉄筋工、型枠大工、住宅メーカー大工などを経験。1988年より高山建築学校に参加している。1995年から2003年まで「岡画郎」を運営。20代で舞踏家・和栗由紀夫に師事して踊りを学ぶ。2005年に手作りの小さなビル「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」を着工、現在も建設中。2018年筑摩書房より『バベる!自力でビルを建てる男』を出版。

  • 岩井 成昭

    岩井 成昭 Shigeaki Iwaiアーティスト
    秋田公立美術大学院教授

    1990年代から都市の多文化環境をテーマに複合的なメディアによる視覚表現を展開。2000年代から、国内外の国際展やアーティスト・イン・レジデンスに多数参加。地域やコミュニティーの調査をもとに、ワークショップ、インスタレーション・映像・音響・テキスト・キュレーションなどを複合的に取入れた視覚表現を展開している。2010年から「イミグレーションミュージアム・東京」を始動させたほか、近年は、人口減少や移民受入におけるアートの役割について考察中。また秋田では「辺境芸術」を標榜し、アート・プロジェクトを実践してきた。

  • 岸 健太

    岸 健太 Kenta Kishi建築家、アーバンスタディーズ
    秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科 教授

    1969年東京生まれ。東京藝術大学美術学部建築科を卒業後、Cranbrook Academy of Art (ミシガン・米国) 修了。シンガポールの複数の教育機関で実験的なデザインスタジオを指導した後、1999年より日本での活動を開始。2003年より、都市・建築・デザイン・アートの領域を横断する活動拠点として「LWL -Lab for the Wonder Landscape-」を主催している。近年は、インドネシア・スラバヤ市を対象に、新興都市の変化の過程に着目する調査と表現の活動に、現地市民や様々な専門家とともに取り組んでいる。スラバヤでの都市研究組織「OHS -Operations for Habitat Studies-」共同代表。

  • 石山 友美

    石山 友美 Tomomi Ishiyama映画監督
    秋田公立美術大学 景観デザイン専攻 助教

    1979年生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業。磯崎新アトリエ勤務を経て、フルブライト奨学生として渡米。カリフォルニア大学バークレイ校大学院、ニューヨーク市立大学大学院で建築、芸術論、社会理論を学ぶ。ニューヨーク市立大学大学院都市デザイン学研究科修士課程修了。在米中に映画制作に興味を持つようになる。監督デビュー作『少女と夏の終わり』は第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門公式出品。 

  • 高嶺 格

    高嶺 格 Tadasu Takamine美術家、演出家
    秋田公立美術大学教授

    1968年鹿児島県生まれ。京都市立芸術大学工芸科漆工専攻を卒業後、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー (IAMAS)卒業。1990年代初頭よりパフォーマンス活動を行い、ダムタイプの作品にも参加。映像や音響を用いたインスタレーション、写真、映像、造形物、自ら出演/演出するパフォーマンスなど多様な表現の形をとり、国内外で作品を発表する。また、ダンスや演劇とのコラボレーションも多く、演出家としても活動している。

◎現地講師

  • 渡邊 健一

    渡邊 健一Kenichi Watanabe「Remède nikaho」シェフ

    1979年、秋田県潟上市の蔵元一族に生まれる。料理の楽しさに魅了され、大阪の専門学校を卒業後、東京、フランスにて研鑽を積む。都内レストランのシェフを務めながら、地域生産者との繋がりを深めていく。2018年、「秋田から世の中を良くする食文化を発信したい」という思いのもと、秋田県にかほ市にレストラン「Remède nikaho」をオープンする。地元秋田の食材と全国の厳選素材をかけ合わせ、独自の料理観によって、秋田に新しい料理スタイルを生み出す。また、「たべあきない 食べる通信fromあきた」の編集長としての顔も持ち、日々、秋田の食材や食文化を探究し続けている。

  • 畠中 裕之

    畠中 裕之Yushi Hatanakaネイチャーガイド

    1967年山形県飽海郡遊佐町出身。 鳥海山の麓で生まれ,山野を生息地として若齢期を過ごす。 酒田の住宅街に生息地を移すが、環境が合わずに近隣の山野・鳥海山などに出没し、虫などを追いかけ回しつつ成長。 弘前・東京とmigration(渡り・回遊)するが行動に成長の形跡は見られず、相も変わらず山野・高山・砂漠・熱帯林などのフィールドに出没しては他の生き物を追いかけ回す。都市部の中だけで生息するのには耐えられない。シロザケなら平均4年で回帰するところ、8倍もの時間をかけて発生地の遊佐町へ回帰した。 遊佐町鳥海山ガイド協会、鳥海山・飛島ジオパーク認定ガイド、山形県自然公園管理員、環境省 希少野生動植物種保存推進員。

  • 浅倉 智

    浅倉 智Akira Asakura漁師

    1984年にかほ市生まれ。3人の娘と犬1匹の父。小さい頃から漁師になることを夢見ながら、海で遊び続ける。魚屋で働いた後、本格的に漁師の道を目指す。12年間底引き船でハタハタ、カニ、エビ、タラの漁に取り組んできた。2019年からは建て網船に乗り、鮭やハタハタ漁を開始した。地元の小砂川海岸をおもな拠点にして、岩のり、アオサ、岩牡蠣、アワビなど季節ごとの海の幸を幅広く漁獲している。趣味は釣りと畑作業。

◎ファシリテーター

  • 小熊 隆博

    小熊 隆博 Takahiro Ogumaギャラリーものかたり 主宰
    合同会社みちひらき代表表

    2008年より「ベネッセアートサイト直島」(香川) にて美術施設の運営管理に携わったのち秋田にUターン。2016年4月、合同会社みちひらきを設立。人口減少が進む地元・五城目町の築約100年の空き家を改修し、かつて訪問客に開かれた客間および土蔵をギャラリー「ものかたり」として公開。展覧会、ワークショップ、レクチャー等を開催するほか、書籍、アーティストグッズ、地元職人によるオーダー商品等を取扱う。

    ギャラリー「ものかたり」
    http://mono-katari.jp/

  • 柳澤 龍

    柳澤 龍 Ryu Yanagisawaプロジェクトデザイナー
    Share Village Project

    1986年生まれ、東京都出身。IT企業を経て2017年3月まで五城目町地域おこし協力隊で活動。村の概念をひっくり返すシェアビレッジプロジェクトの立ち上げや高齢社会をデザインするAkita Age Labの設立に参画。1次産業と伝統産業のコンサルティング、高校生と地域の未来を描くソーシャルラボ、秋田公立美術大学アートマネジメント育成プログラムの五城目プロジェクトのコーディネーターなどを担当。2017年より国際教養大学連携研究員。 一般社団法人ドチャベンジャーズ代表理事。

◎受講生

  • 牧嶋 平

    牧嶋 平Osamu Makishima

    美術家。埼玉県出身、京都府在住。会社勤務を経て金沢美術工芸大学彫刻専攻に進み、京都市立芸術大学大大学院構想設計領域に在籍。日常や旅先でのささやかな気付きを掘り下げ、ゆるやかな手つきでインスタレーションを制作する。現在は、大分県別府市、宮崎県延岡市、石川県金沢市、京都府和束町へのリサーチを重ねながら、今後の展開に向けて準備を進めている。

  • 山崎 隆正

    山崎 隆正Takamasa Yamazaki

    慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科に在籍。文化政策について学んでいる。山口県にある学部では、建築を勉強しながら山口情報芸術センター【YCAM】の教育ラボにて領域横断的な学びを通してワークショップの実施や設計などを行っていた。「旅する地域考」では、地域に潜んでいる様々な「何か」を発見/採取し、より良いアウトプットに繋げたいと考えている。

  • 柴田 英徳

    柴田 英徳Hidenori Shibata

    旅人。1994年山形県東根市出身。山形大学工学部応用生命システム工学科卒業。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修士2年。旅が好きで日本中をヒッチハイクで周り、海外10カ国を旅する。旅に影響を受け、2016年より地元の空き家をリノベーションしたゲストハウス「Agasuke House」を仲間とともに運営している。IAMASでは、「旅」を軸としたメディアには捉われない体験型の作品を制作する。2019年秋より自身が旅人であり続けるため、日常で感じた旅を言葉にし、呼んでほしい人に送る「旅詞」というプロジェクトを開始。「旅する地域考 辺境を掘る夏編」を受講した。

  • 黒木 美佑

    黒木 美佑Miyu Kuroki

    1997年三重県出身。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻に在籍。日常生活の根底にある記憶や歴史、ルーツといったテーマを中心にリサーチ・制作を行っている。現在は、かつて旅先で出会った出来事をきっかけに「日本人と『南国』」についてリサーチしている。

  • 日比野 桃子

    日比野 桃子Momoko Hibino

    1996年千葉県出身。東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科に在籍。人の営みの中の踊りという行為に関心がある。場所を移動しながらその土地を身体に取り込み、自らの振舞いを観察し、記録する。「旅する地域考 辺境を掘る夏編」を受講した。

  • 大越 円香

    大越 円香Madoka Ookoshi

    1997年秋田県能代市出身。秋田公立美術大学ビジュアルアーツ専攻4年。

  • 瀧谷 夏実

    瀧谷 夏実Natsumi Takitani

    神奈川県藤沢市出身。秋田公立美術大学在籍。とりあえずいま自分がいるこの場所ではないどこかへ行きたいと思った勢いで、2015年から2018年までの高校生活をアボッツフォード(カナダ)で過ごす。高校在学中に写真、映像、グラフティーなどに興味を持つ。2019年、秋田公立美術大学に入学。知らないどこかへ行ってみたい。新しいことをやってみたい。その気持ちはいつでも変わらない。

  • 小宮 太郎

    小宮 太郎Taro Komiya

    アーティスト。1985年神奈川県生まれ、滋賀県大津市在住。京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻(博士課程)修了 。大津市にてシェアスタジオ「山中suplex」を主宰、運営する。京都造形芸術大学、嵯峨美術大学非常勤講師。制作の根底にあるのは、人と目の前にある事物との関係の中でおこる認識の“誤認”。 絵画や写真作品をはじめ、回転するオブジェや、空間を利用したトロンプ・ルイユ(Trompe-l'œil、騙し絵)的なインスタレーション作品などを制作する。

  • 鎌田 あかね

    鎌田 あかねAkane Kamada

    ディレクター/グラフィックデザイナー。岩手県出身、秋田県秋田市在住。山形大学農学部、総形美術学校デザイン科を卒業。2007年に秋田市に移住後は、ポスティング会社に勤務する傍ら、デザイン活動を独自に行い、2014年に「LittleA」を屋号としてデザイン事務所を立ち上げる。2016-18年までは秋田公立美術大学でイラストレーション非常勤講師を務める。2019年12月に独立5周年の個展を秋田市で開催。

  • 須川 麻柚子

    須川 麻柚子Mayuko Sukawa

    岩手県出身。秋田公立美術大学美術学科アーツ&ルーツ専攻2年。学内の展覧会ゼミ、プロジェクト「向三軒両隣」に参加しながら研究対象や表現媒体を模索している。

  • 今中 真緒

    今中 真緒Mao Imanaka

    東京藝術大学美術学部建築科4年。子供の頃からものづくりに強い興味を持ち、建築を学ぶに至る。タビコウでは、秋田の豊かな自然の中に身を置くことで新たな自分の制作スタイルを発見したいという思いで参加を決意。来年は同校大学院樫村研究室に進学予定。

◎運営/スタッフ

主催
秋田公立美術大学
企画・ディレクション
岩井成昭
岸健太
制作統括
岩井成昭
事務局
小熊隆博 (みちひらき LLC.)
柳澤 龍 (Share Village Project)
写真
船橋陽馬
デザイン
北原和規 (UMMM)
編集
竹内厚(Re:S)
千葉尚志(秋田経済新聞)
伊藤美生
2018アーカイブ
2019夏編アーカイブ
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