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Report 10

ヤマモトナツキ

 

地域と「モノ」について考える

 

地域の中にある「モノ」に対してどのようなアプローチができるのか。その問いを探るために、「住み慣れた町で迷子になる」の延長としての最終発表を行った。アプローチの方法をいくつか考案してみる。そのうちの「地域にあるモノでいかに新しいことができるか」を実践するべく再び町を歩いてみた。本来の目的は果たせなかったが、モノが「置かれる場所の公共/個人的な空間の境目」や「表現する人間の行為」の面白さに再度気づくことができた。ここで得た、モノへの「新しい視点」を共有する実践や探求を「次なる旅」として考えていきたい。

 

 

 

「10のタスク」の「#7住み慣れた地域で迷子になる」に取り組んだヤマモトは、再び同じタスクに挑戦。初回は、地域の中にあるモノをオブジェと捉えたが、二度目は「モノでいかに新しいことができるか」という視点で町を歩いた。目にとまったのは、道端のタイヤや柵など、公共にありながらも誰かの手が加えられたモノ。自身が目的を実践できる場として見出したのは店舗や庭。公と私の間にあたる空間だった。「ヤマモトの思考はパブリック・アートの歴史を辿っている。一人ひとりの意識を変えるのに、このアプローチは有効だ」と岩井がコメントした。

 

 

 

ヤマモトナツキ(京都)

Natsuki Yamamoto

大学生

1999年愛知県生まれ。愛知県の高校を卒業後、京都の芸術系の大学に進学、3年次在籍中。立体造形を専攻。彫刻のほか、インスタレーションやテキストを用いた演劇のような作品も制作している。2018年から学生主体による河和田アートキャンプに参加。地域でプロジェクト活動を行なっている。