旅する地域考 2019夏編 未知の日常から、新たな問いと発見を生み出す。

旅する地域考 2019夏編 未知の日常から、新たな問いと発見を生み出す。

「辺境を掘る夏編」プログラム

旅する地域考
「辺境を掘る夏編」

会期 2019年8月1日(木)~10日(土)/9泊10日
旅先 秋田県鹿角(かづの)市・小坂町

※応募の詳細については「参加者募集」をご確認ください。

AKIBI複合芸術プラクティス「旅する地域考」は、秋田を巡り歩く参加者の経験とアート領域の視点を重ねて社会を考察し、それぞれの「次なる旅」を企画提案する現地滞在型ワークショップ・プログラムです。

セカンドシーズンとなる2019年夏編のテーマは「辺境を掘る」。
北東北の内陸部に位置する、秋田県鹿角市および小坂町周辺の旅を通し、独特の地勢と天然資源、それらと深く結びついた文化や生活に触れながら、参加者自身の「旅」を思考していきます。ここで言う「旅」とは、実際に身体を移動させる「旅」であると同時に、自身が今後計画し、実践する表現活動や社会への提案も比喩的に示しています。旅は、私たちの常識への信頼を揺さぶり、それと引き換えに新しい視座の獲得の機会を提示します。

身体を移動させながら思考することが、自身の可能性を広げていきます。大学生やアーティスト、デザイナー、キュレーター、ジャーナリスト、地域振興や社会活動に興味を持つ方など、さまざまな分野で活動する皆さまの参加をお待ちしています。

◎プログラムの特徴

  • 1.あたらしい着想のありかを探る10日間

    旅の日程は10日間。始めの4日間は、運営チームが練り上げた濃密なツアーに同行することで、多くの情報と知見のシャワーを浴びてください。この4日間で地域を知るために必要な複数の視点を得ることができます。
    次に続く4日間は、一転して個人が主体的にテーマを創造し、思考する旅として費やす時間となります(ただし、宿泊場所は事務局で用意します)。
    この思考する4日間の経験を踏まえて、残り2日間で、未来への「旅」をまとめ、旅の仲間と地域へプレゼンテーションする機会とします。
  • 2.ローカルかつグローバルな“集団”の旅

    旅に同行するのは、国内外の表現者や研究者、そして、地域で創造的かつ独創的なライフスタイルを持つメンターたちです。また、旅先では現地講師の知見にも触れていきます。メンターとのディスカッションを通じて、地域の情報が得られるのみならず、それを感受する視点が、かくも多様であることを知る機会になるはずです。
2018アーカイブ
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