旅する地域考 2019夏編 未知の日常から、新たな問いと発見を生み出す。

旅する地域考 2019夏編 未知の日常から、新たな問いと発見を生み出す。

夏編の講師をわかりやすく紹介します

旅する地域考」の特徴のひとつは、参加者とともに国内外から集まるメンターたちも一緒に旅をすること。訪れる先々で行うレクチャーのみならず、なんといってもおしゃべりする時間がたっぷりと用意されています。夏編の旅でみなさんの創作や企画をサポートするメンターたちを一人ずつご紹介します。

 

 

 

03 髙橋  淳

 

髙橋淳さんは、「じゅんじゅん」という名義でも知られるダンサー/振付家。パントマイムがベースのパフォーマンスグループ「水と油」での活動休止後、2016年よりソロプロジェクト「じゅんじゅんSCIENCE」を主宰。マイムの枠を超え、“身体と空間との対峙”という観点から、意識や感覚に強く訴えかけるダンス、演出、振付、ワークショップなどを次々と手がけています。

 

髙橋さんの作品には、旅を題材にしたものも。「じゅんじゅんSCIRNCE」と大阪の「j.a.m. Dance Theatre」による合同プロジェクト『kontrapunkt』※では、対照的な作風の2名の作家が、異なる角度から「旅」を表現したデュオ作品として話題を集めました。(演出・振付:髙橋淳/相原マユコ,2012年初演)

 

ひとつの場所から次の場所へとフィジカルな移動をともなう旅は、身体を表現することにもつながります。身体をメディアに使う高橋さんが鹿角・小坂の辺境を旅をするプロセスから、どんな表現が生み出されるのか。また、髙橋さんと一緒に旅する参加者たちの身体の可能性は、どこまで広げることができるのか。「辺境を掘る夏編」では、その変化に注目したいと思います。

 

Kontrapunkt (コントラプンクト) とは、音楽用語の「対位法」で、複数の旋律の独立性をそれぞれ保ちながら調和させる作曲技法を意味します。

 

 

●じゅんじゅんSCIENCE 公式ウェブサイト

https://www.junjunscience.net/

 

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