旅する地域考 2019夏編 未知の日常から、新たな問いと発見を生み出す。

旅する地域考 2019夏編 未知の日常から、新たな問いと発見を生み出す。

Tabiko News タビコウニュース

リサーチノート 01

 

「旅する地域考 辺境を掘る夏編」の実施に向けて、旅考の運営メンバーは、次の旅先となる鹿角市と小坂町を事前に訪れ、リサーチを続けています。さて、この夏は、どんな場所にみなさんをお連れするのか。どんな体験ができるのか。現地で見つけたことや、感じたことを少しずつご紹介していきます。

 

 

ワイナリーの舞踏家

 

小坂町の鴇(ときと)地区にあるこのはなワイナリーのぶどう畑。火山が噴火してできた地層に30年ほど前から地域でぶどう栽培がはじまった。枝が広がる木の高さは、冬に積もる雪の高さ。実を収穫するために適切な高さなようで、雪から枝をまもるための高さでもある。

この地でワイナリーをはじめたの舞踏家がいる。“舞踏”を舞う者が“ぶどう”を作るなんて洒落でしかない。でも、ぶどうからワインを作るのも、舞踏を作るのも、表現に酔っていないとできないのかも。

 

文・写真/柳澤龍(ファシリテーター)

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