2016.03.25 UPDATE
概要
秋田県全体の中でも特に全国的な注目を集める「シェア・ビレッジ」の取り組みを紹介しつつ、その背景となる五城目町の社会的文脈を共有しようとする企画です。
縄文時代から古代に続く町の歴史的基盤を概観した上で、中世に開始され現代にまで続く「朝市」を体験し、さらに現在注目を浴びる「土着系ベンチャー企業」等の誘致、行政と文化事業体との連携体制、全国の「村民」(サポーター)によって支えられる「シェア・ビレッジ」の活動といった地域内の多様な事例を見学しました。
さらに、2016年開業予定の美術ギャラリー「みちひらく」の構想等を関係者に聞くことにより、地域の現実の社会的文脈に位置づけられたアートの可能性を考察。アートの諸活動やウェブメディアを道具的・操作的に捉え、これによって合理的に地域課題を「解決」しようとするのではなく、むしろアートを通して課題そのものの背景を共有し、
地域の持つ潜在的な資源の価値を深く理解することの中から、社会・文化的生存の技法としてのアートマネジメントの可能性を探りました。
形式 ワークショップ型レクチャー
開催日時 2015年11月7日(土)
会場 秋田県五城目町
講師/制作者
柳澤 龍(五城目町地域おこし協力隊/写真左)
石倉 敏明(秋田公立美術大学講師)
内容
募集要項
主催
文化庁、秋田公立美術大学