角館 7/21(水)

クマグスクに学ぶ〜地域と向き合い、地域素材を活かす術

[形式]
ワークショップ
[日程]
7月21日(木)10:00〜12:00
[拠点]
KYOTO ART HOSTEL kumagusuku
[担当]
阿部由布子(プロジェクトマネージャ)
佐藤励(彫刻家・ものづくりクリエーター)
矢津吉隆(美術家・起業家)

レポート

前日の視察に引き続き、「Kyoto Art Hostel Kumagusuku」で、受講生によるイベント案ののプレゼンテーションを行いました。第4回で確認したポイントを踏まえて、角館で楽しく生きていくために実現させたいと考えているコトを、生それぞれの視点から解説します。そのうえで、講座として取り組むべきポイントを絞り込み、アイデアのブラッシュアップを行いました。この日のお昼は、女子に人気の“手織り寿司”をいただきに「AWOMB」へ。祇園祭りの山車見物とともに斬新な手巻き寿司を堪能した一行は、矢津さんの新しいお仕事を拝見しに「ホテルアンテルーム京都」へ向かいました。オープン前の Kumagusuku ルームを手はじめに、アーティストの手がけた宿泊ルームを次々に探検してまわります。ここに泊まったらどんな感じかな、と想像しながら歩き回っていたら、現代アート恐怖症もすっかり克服されたようです。どのお部屋も凝った造りになっていて、わくわくしながらのぞいてまわりました。最後は、矢津さんが京都造形芸術大学の学生さんたちとつくりあげた、小さなクマグスクを体験しました。ベットに寝そべって町屋のカタチのヘッドをかぶると、そこには夕べ体験したクマグスクの世界が広がっていて、またびっくり。クマグスクを体験しに京都を再訪しうと、決心させられる展示でした。
kaku9
今回の視察も、見所豊富な旅となりました。情報量の多さに圧倒されっぱなしの2日間でしたが、秋田へ帰る道々も受講生同士思い出を語らって、この経験を講座のなかで活かしていこうと話し合いました。次回は角館で、イベントの企画を完成させます。京都視察を200%盛り上げてくださった御礼に、矢津さんに角館を楽しんでいただける視察を企画したいと思います。

 

「角館」概要ページへ