森香織(2015)

森香織(2015)

ものづくりデザイン専攻/本友禅染

これまでの活動の概要を教えてください。

現在、ものづくりデザイン専攻で染色を担当していますが、染織の勉強を本格的に始めたのは大学3年生になってからです。4年生になり本友禅染を専門に学び始め、それから大学院・研究生・助手と屏風や平面作品を中心に制作・発表してきました。大学を離れてからは、アパレルブランドとのコラボレーションによるコレクションの発表や、バッグやストールの制作など、「使う・身につける」ことを意識したものづくりも行ってきました。
ここに来てからは、本友禅染以外にも型染での制作や野外でのインスタレーション作品など、今まで未経験だったものにも取り組んでいます。

どんな教育がしたいですか?

自ら考え、決定し、行動(制作)する。これを身につけて欲しいので、作品のテーマや制作スケジュールは出来るだけ学生自身に決めて貰います。「与えられたことをこなす」というよりは、「自分の課題は自分で見つける」というような力がつくように指導したいと思っています。

秋田公立美術大学のオススメポイントを教えてください。

作品を制作する環境はとても揃っていると思います。教室や工房の時間外使用の時間も多く取られているので、課題以外での制作も十分に出来ると思います。専攻間の垣根が低く、他専攻の先生にも気軽に相談できることもこの大学の特徴だと思います。

受験生にメッセージをお願いします。

秋田は四季の変化が激しく自然が劇的に変化します。春から秋にかけての木々の緑や空の色の変化、冬のすべてが白一色で覆われた景色など、その時々で様々な美しさを見せてくれます。また季節の食物も、春はアイコ・シドケ・コゴミなどの山菜、初夏はみずやじゅんさい、夏は岩牡蠣、秋は新米や茸類、冬はハタハタや真鱈など、たいへん変化に富んでいます。その他にも独特な食文化が多く、初めて見るものも多いと思いますが是非味わって貰いたいです。また季節ごとの伝統行事も多く、夏の竿燈祭りや西馬音内盆踊り、冬のかまくら祭りや上桧木内の紙風船など、興味深いものばかりです。秋田という土地特有の生活文化を大いに体験することで、独自の感性を築いて貰いたいと思います。
大学の勉強も大切ですが、家と学校の往復で4年間を過ごすのはもったいない! 是非充実した学生生活を送ってください。