加藤いずみ(2015)

加藤いずみ(2015)

コミュニケーションデザイン専攻3年/2015秋田モーグルW杯ポスター制作

一年間で一番印象的だった出来事は何ですか?

昨年、最も印象的だった事は、たざわ湖スキー場で行われた、モーグルW杯のポスターやロゴ等の制作に関わったことです。はじめてのデザインの仕事で、先生達と一緒に取り組みました。
夏休みの終わり頃、先生から「イラスト描いてみないか?」と声をかけられてことがはじまりです。面白そうだったので軽い気持ちで承諾したのですが、結果私のイラストがW杯たざわ湖大会で採用され世界に発信されたのです!私が描くイラストやレイアウト案を先生がディレクションし制作しました。普通モーグルW杯のロゴやポスターでは、スピード感や躍動感、スタイリッシュなイメージを想像するかもしれません。しかし私たちは、かわいくファンシーなポスターを提案したのです。このイメージを通じて、これまで競技に興味がなかった人達にも注目してもらい、客層を開拓し温泉や自然が豊富な田沢湖地域に足を運んでもらおうと考えたのです。

自分の中で、変化はありましたか?

イラスト制作だけでスケッチブック一冊以上のラフ画を描きました。はじめは、モーグル選手を参考にジャンプの形を追っていたので複雑なイラストでしたが、枚数を重ねるにつれて、体のラインは単純になり、線が強くなっていきました。ポニーテールやスカートの裾を風になびかせることで、浮遊感を表現しました。好きなようにイラストを描いていく中で、時々先生が、「スカートは丸くしよう」とか、「横向きいいね」などアドバイスをくれたので、心地よく完成形に持っていくことができました。他にも、一番薦めたいポスターをよく見せ引き立てるために、プレゼン用に別案のポスターを制作したり、秋田県のアドバイザーをつとめている有名デザイナーの梅原真さんにアドバイスをもらったりと、一つのプロジェクトを成し遂げるためにたくさんの人がかかわっていることを知りました。デザインの現場を体験し勉強になりました。
そして何より、制作したポスターが駅や街中に貼られてたり、それを見た人が写真を撮ってくれたり秋田県やスキー連盟の方が私のイラストを気に入ってくれてさまざまなグッズに展開されたことが嬉しかったです。
この経験をきっかけに広告をつくる楽しさを感じ、これからもっと本格的に追求したいです。